オマツリジャパン公式ショップ は、現在準備中です。

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2022/08/12 12:51


秋田県の夏の味・ババヘラ・アイス。

ババと呼ばれる販売員の方がヘラを用い、絶妙な技術でアイスを盛り付けてくれることからその名がついたと言われています。

今回は秋田生まれのオマツリジャパンメンバーに、ババヘラアイスの聖地・秋田県で、生ハババヘラアイス、そして生ババを探してただくことにしました。

生ババヘラを知らない私たち

オマツリジャパン公式ショップではこのババヘラ・アイスを取り扱わせていただいているのですが、実はお話をいただいてから販売に至った時期は春のことで、実際の販売現場を目撃したことがなく……。

【ババヘラを扱っていながら、本物のババヘラを見たことがない】という事態に陥ってしまっているのです。


この事態に頭を悩ませているとき、あるメンバーが「秋田に帰省する」という情報をキャッチ!!

お休みの予定のなか大変恐縮な思いではありますが、今回の帰省ではババヘラウォッチャーとしても活動していただくことになりました。


活動できるのは帰省中の2日間。いったいどれほどのババヘラを見つけられるのか?ババヘラ訪ねて3千里、オマツリジャパンの夏がスタートしました。

以下ではメンバーの報告を編集したものです。彼のババヘラ奮闘記をお楽しみください。

1日目昼1・「ババがいない」

私の記憶で、「ここなら絶対いるっしょ!」って場所がありまして、まずはそこに行ってみることにしました。その場所とは、県道沿いにあるババヘラです。

秋田駅からイオンモール秋田方面に、県道41号線を進みます。

なんでここがピンと来たかといえば、小学生の頃サッカーの練習試合で使ったスカイドームっていう運動場までの道のりなんですよね。なので毎週のように通っていた記憶です。その中の一角にババがいたんですよね。


丸つけているところなのですが、なんとここにいませんでした……。暑いですし日陰があるようなところでもないので、考えてみればババの方々には過酷な環境なのかもしれません。(今更ですが……)

ショックすぎて、ここの写真を撮り忘れてしまいました。撮ればよかった……。


お詫びとしてノスタルジックな秋田の農山村の風景をお送りします。

1日目昼2・難航するババ捜索

「困ったなぁ」と、秋田市内に住んでいる姉に頼ったところ「ピノキオランドの入り口によくいるよ」とのこと。

ピノキオランドというのは、イオンモール秋田の裏側にある運動場の一角で、子供たちが遊べる遊具とかがいっぱいある公園なんですよね。ちなみに私は小2のときに遊具から落っこちて頭を打って怪我をしました。


マップで言う、赤丸のあたりなんですけど、ここにもいなかったです。

あれ?と思い、ババヘラアイス屋さんに連絡してみると、なんと今日は皆さん撤収してしまったとのこと。お忙しいんですね……。

1日昼3・第一ババ発見

ただ、県内ではいくつかのババヘラ業者さんが活動されていますので、他の会社さんにもお電話をしてみたところ、スカイドームのところで販売しているとの情報をいただきました。


一緒に行ってくれた姪っ子たちがぐずり出す前に早く行こう、ということで直行。


この辺一帯が運動場になってまして、ババの捜索が始まりました。すると……。

見つけました。見覚えのあるパラソル、懐かしいですね。

野球の試合をやっていたようで、試合後の子供たちが列を作っていました。早速購入しました。


話を聞いてみると、このおばあちゃんはほぼ毎週土日稼働しているようです。

今の時期はどうやら出店だけでなく、催事に向けて工場の生産体制を強化しているようで、おばあちゃんたちは工場にも出ているそうです。お疲れ様ですね。その分お店への出店を少し減らしているとのことでした。

やっとみつけたババヘラでしたが、いちごとバナナのシンプルな味でした。やっぱり遠くに果実の味を感じますね。懐かしいです。暑いのですぐ溶け、手がベタベタになりました。


味は……なんとも言えない食感と風味の、いわゆるババヘラアイスでした。

もう一件探そうと思っていましたが、先の業者さんの反応からして、ほぼ出店はしていないようなので、この日はこれで帰ることに。

姪っ子とはアイスを2個買う約束をしていたので、イオンモール秋田の中にある31を食べました(複雑な思い……。)

2日目夜・ついに見つけたババヘラ激戦区

竿灯まつりにいけば、そりゃあババへラも沢山あるだろうと思い行ったところ、ババ大量発生でした。


ちなみに竿燈まつりとは、青森ねぶた祭・仙台七夕まつりと並ぶ「東北三大祭り」の1つで、2017年には130万人以上の来場者が訪れた全国的にも有名なお祭りです。

豊作祈願の意味が込められた“竿燈”という提灯のついた竿を、差し手と呼ばれる男性が天高く掲げる様子が有名ですね。


さて、やってきたのは山王大通りの入り口の屋台が立ち並ぶところ。ここに5人ほど、いろんな会社のババヘラがいました。いやいや多い多い。


写真のおばあちゃんは男鹿市で活動されている進藤冷菓さんのババヘラを売っていた方です。快く写真を撮らせてくれました。

聞くところによると、この道16年だそう。形も綺麗なバラでした。味は……相変わらずの、懐かしさを感じる味です。


「ひゃっこいからすぐ涼しくなるよ〜」が口癖のおばあちゃんでした。このおばあちゃんも、稼働は週2くらいだそうです。

探索を終えて

今回は子どものころの記憶をもとにババヘラアイスのパラソルを探したわけですが、なかなか見つけられず……

夏の気温も年々上昇していますし、秋田県の高齢化率も年々上昇や、そもそもコンビニの増加などもあって、路上で販売されるババヘラアイスが減ってしまったのかもしれませんね。

お電話したところ、工場の稼働が……ともおっしゃっていましたし。なんだか思わぬところで時の流れを感じてしまいました……。

あとは、大人になったからか、ババヘラアイスが小さく見えましたね……。しみじみ。なかなか楽しい体験でした。

おわりに

オマツリジャパンメンバーによる、ババヘラアイス放浪記、いかがでしたか?

今回の日程では、なかなかババヘラアイスに出会えませんでしたが、それでも秋田の方々からは、とても親しまれているご当地アイスである、ということが伝わってきました。

もしババヘラアイスに興味のある方がいらっしゃいましたら、オマツリジャパン公式ショップを覗いてみてくださいね。

ひゃっこいババヘラアイスが、あなたを待っていますよ!






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